「非常に危険」な線状降水帯　自動で検出

豪雨災害（ごううさいがい）をもたらす原因（げんいん）の一（ひと）つとされる「線状降水帯（せんじょうこうすいたい）」の発生（はっせい）を自動（じどう）検出（けんしゅつ）する技術（ぎじゅつ）を開発（かいはつ）したと、防災科学技術研究所（ぼうさいかがくぎじゅつけんきゅうじょ）（茨城県（いばらきけん）つく

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　豪雨災害（ごううさいがい）をもたらす原因（げんいん）の一（ひと）つとされる「線状降水帯（せんじょうこうすいたい）」の発生（はっせい）を自動（じどう）検出（けんしゅつ）する技術（ぎじゅつ）を開発（かいはつ）したと、防災科学技術研究所（ぼうさいかがくぎじゅつけんきゅうじょ）（茨城県（いばらきけん）つくば市（し））などの研究（けんきゅう）チームが発表（はっぴょう）しました。国（くに）の役所（やくしょ）の気象庁（きしょうちょう）はこの技術（ぎじゅつ）を活用（かつよう）し、線状降水帯（せんじょうこうすいたい）に伴（ともな）い災害発生（さいがいはっせい）のリスクが高（たか）まったときに発表（はっぴょう）する「顕著（けんちょ）な大雨（おおあめ）に関（かん）する情報（じょうほう）」の運用（うんよう）を17日（にち）から始（はじ）めます。近（きん）年（ねん）相次（あいつ）ぐ豪雨災害（ごううさいがい）で知（し）られるようになったキーワードを使（つか）うことで、大雨（おおあめ）への危機感（ききかん）を高（たか）めてもらう狙（ねら）いです。

　気象庁（きしょうちょう）によると、線状降水帯（せんじょうこうすいたい）とは、積乱雲（せきらんうん）が次々（つぎつぎ）と発生（はっせい）して長（なが）さ50～300キロメートル程度（ていど）の線（せん）状（じょう）に並（なら）び、同（おな）じ場所（ばしょ）で数時間（すうじかん）にわたって雨（あめ）が降（ふ）り続（つづ）ける現象（げんしょう）を指（さ）します。6～9月（がつ）に九州（きゅうしゅう）や太平洋側（たいへいようがわ）に集中（しゅうちゅう）して発生（はっせい）します。防災科学技術研究所（ぼうさいかがくぎじゅつけんきゅうじょ）は「まだまだ雨（あめ）が降（ふ）り続（つづ）けるということを意味（いみ）する重要（じゅうよう）な情報（じょうほう）だ」と話（はな）しています。