秋分の日はなにをする日？【言葉がわからん!】

9月のカレンダーには「秋分の日」という日があり、法律で国民の祝日に定められています。昼と夜の長さがほぼ同じになり、夏から秋に季節が変わり始めるさかい目の日です。毎年、9月23日ごろが秋分の日ですが、正確な日にちは太陽の動きによって決められるので、1日くらい変わる年があります。

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　9月がつのカレンダーには「秋分しゅうぶんの日ひ」という日ひがあり、法律ほうりつで国民こくみんの祝日しゅくじつに定さだめられています。昼ひると夜よるの長ながさがほぼ同おなじになり、夏なつから秋あきに季節きせつが変かわり始はじめるさかい目めの日ひです。毎年まいとし、9月がつ23日にちごろが秋分しゅうぶんの日ひですが、正確せいかくな日ひにちは太陽たいようの動うごきによって決きめられるので、1日にちくらい変かわる年としがあります。

　この日ひは、「先祖せんぞをうやまい、亡なくなった人ひとをしのぶ日ひ」とされています。「お彼岸（ひがん）」という言葉ことばを聞きいたことはありますか？　秋分しゅうぶんの日ひを真まん中なかに、その前まえの3日間にちかんと後あとの3日間にちかんの合あわせて7日間にちかんを「秋あきのお彼岸ひがん」といい、昔むかしからお墓参はかまいりをしたり、仏壇ぶつだんにおはぎやおだんごなどをそなえる風習ふうしゅうがあります。

　「彼岸ひがん」は仏教ぶっきょうの言葉ことばで、ご先祖様せんぞさまのいる世界せかい（極楽・ごくらく）のことで、西にしにあるとされています。私わたしたちが生いきている“この世よ”は、その反対はんたいの東ひがしにあるとされています。秋分しゅうぶんの日ひは、太陽たいようが真東（まひがし）から出でて真西（まにし）に沈しずむので、あの世よとこの世よがもっとも通つうじやすい日ひになると考かんがえて、ご先祖様せんぞさまや亡なくなった人ひとのことを思おもい出だして大切たいせつにする日にちになったようです。お彼岸ひがんは春はるにもあり、3月がつの「春分しゅんぶんの日ひ」を中心ちゅうしんとした7日間にちかんを「春はるのお彼岸ひがん」と言いいます。

　「お彼岸ひがん」には、ご先祖様せんぞさまが眠ねむるお墓はかや仏壇ぶつだんをきれいにして、お線香せんこうや花はなをおそなえします。ふだん、ご先祖様せんぞさまのことを考かんがえることは少すくないかもしれませんが、こういう時ときこそ、きちんと家族かぞくで手てを合あわせて、ご先祖様せんぞさまに「いつも見守みまもっていてくれてありがとう」と感謝かんしゃを伝つたえましょう。（編集部へんしゅうぶ）

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