リニア談合事件、２社に４３億円の納付命令

2020/12/24 下午 12:39:20

#社会 #新聞 #漢字 #閱讀練習

點擊圖片可放大🔎

　リニア中央新幹線（ちゅうおうしんかんせん）の建設工事（けんせつこうじ）をめぐり、公正取引委員会（こうせいとりひきいいんかい）（公取委（こうとりい））は２２日（にち）、独占禁止法違反（どくせんきんしほういはん）（不当（ふとう）な取引制限（とりひきせいげん））で大成建設（たいせいけんせつ）、鹿島（かじま）、大林組（おおばやしぐみ）、清水建設（しみずけんせつ）の４社（しゃ）に再発防止（さいはつぼうし）などを命令（めいれい）しました。名古屋駅（なごやえき）と品川駅（しながわえき）の新設（しんせつ）工事（こうじ）で、こっそり受注（じゅちゅう）業者（ぎょうしゃ）を決（き）める「談合（だんごう）」を行（おこな）った大林組（おおばやしぐみ）と清水建設（しみずけんせつ）には、国（くに）に計（けい）約（やく）４３億（おく）円（えん）を納（おさ）めるよう命令（めいれい）しました。

　公取委（こうとりい）によると、４社（しゃ）は遅（おそ）くとも２０１５年（ねん）２月（がつ）以降（いこう）、工事（こうじ）の談合（だんごう）を行（おこな）うことで合意（ごうい）。公共工事（こうきょうこうじ）の業者（ぎょうしゃ）を決（き）める時（とき）は、数社（すうしゃ）に価格（かかく）などを競争（きょうそう）させますが、４社（しゃ）は競争（きょうそう）で価格（かかく）が下（さ）がることを避（さ）けるため、事前（じぜん）に相談（そうだん）して受注（じゅちゅう）業者（ぎょうしゃ）を決（き）めていました。