日米豪印の首脳会議　初めて対面で開催

　アメリカのバイデン大統領（だいとうりょう）は24日（か）、日本（にっぽん）、オーストラリア、インドとの4か国（こく）（クアッド）による首脳会議（しゅのうかいぎ）をホワイトハウスで開（ひら）きました。今年（ことし）3月（がつ）にオンラインでの会議（かいぎ）はありましたが、対面（たいめん）では初（はじ）めてです。

　出席（しゅっせき）したのは、菅義偉（すがよしひで）総理大臣（そうりだいじん）、オーストラリアのモリソン首相（しゅしょう）、インドのモディ首相（しゅしょう）です。はじめに、バイデン大統領（だいとうりょう）は「未来（みらい）への共通（きょうつう）のビジョンを持（も）つ民主主義（みんしゅしゅぎ）のパートナーで現代（げんだい）の重要（じゅうよう）な課題（かだい）に向（む）き合（あ）う」と話（はな）しました。

　4か国（こく）は会議（かいぎ）後（ご）、共同声明（きょうどうせいめい）を発表（はっぴょう）しました。新型（しんがた）コロナウイルス対策（たいさく）や、サイバー空間（くうかん）や宇宙空間（うちゅうくうかん）でのルール作（づく）り、先端技術（せんたんぎじゅつ）の開発（かいはつ）、クリーンエネルギーなどで協力（きょうりょく）することで合意（ごうい）しました。また、首脳会議（しゅのうかいぎ）を毎（まい）年（とし）開催（かいさい）することも決（き）めました。